大腿骨転子部骨折をきっかけに始めたイベニティー治療|8か月間の記録

大腿骨転子部骨折をきっかけに始めたイベニティーによる骨粗しょう症治療の8か月間の記録

今回は、母が受けている骨粗しょう症の治療について書いてみたいと思います。

母は以前、大腿骨転子部骨折で入院し、手術を受けました。

退院後、掛かりつけの整形外科の先生から骨粗しょう症の治療が必要だと説明され、イベニティーによる治療を始めることになりました。

現在は2026年8月の投与を終え、8回目の治療まで進んでいます。

今回は、なぜ骨粗しょう症の治療を始めることになったのか、イベニティーとはどのような薬なのか、そしてこれまでの治療経過について記録しておきたいと思います。

大腿骨転子部骨折の後に骨粗しょう症の治療を始めることになった

母は大腿骨転子部骨折で入院し、手術を受けました。

退院後、掛かりつけの整形外科の先生から、

「大腿骨転子部骨折を起こした場合は、骨粗しょう症の治療をする必要がある」

という説明を受けました。

私は当初、「退院後に骨粗しょう症の治療をすることが法律で決められている」という意味なのだと思っていました。

そこで実際に調べてみると、法律で一律に「退院後は必ず骨粗しょう症の薬を使わなければならない」と定められているわけではありませんでした。

一方で、大腿骨頸部・転子部骨折を起こした患者は、その後にもう一度骨折するリスクが高いため、骨粗しょう症治療や転倒予防対策を行うことが強く推奨されています。

日本整形外科学会と日本骨折治療学会による「大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン2021」では、大腿骨頸部・転子部骨折を生じた患者は二次骨折リスクが高いことから、骨粗鬆症治療や転倒予防対策を講じることが推奨されています。

【参考資料】
Minds「大腿骨頚部/転子部骨折診療ガイドライン2021」
https://minds.jcqhc.or.jp/summary/c00625/

国の制度でも二次骨折の予防が重視されています

さらに調べてみると、厚生労働省の診療報酬には「二次性骨折予防継続管理料」という仕組みがあります。

これは、大腿骨近位部骨折の患者について、二次骨折を予防するための骨粗しょう症の評価や治療を行い、その後も継続して管理することを評価するものです。

つまり、大腿骨近位部骨折の治療が終わればそれで終了ということではなく、その後の骨粗しょう症についても継続して治療や管理を行い、次の骨折を防ぐことが重要とされています。

【参考資料】
厚生労働省「令和4年度診療報酬改定」
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000188411_00037.html

なぜイベニティーになったのか

母の場合、これまで別の骨粗しょう症薬による治療を受けていたわけではありません。

大腿骨転子部骨折で入院・手術を受け、退院後に骨粗しょう症の治療が必要ということで、今回初めて治療を始めることになりました。

そのとき先生から、イベニティーについて説明を受けました。

私が特に印象に残ったのは、従来から使われている骨粗しょう症の薬には、骨が壊れるのを抑えて骨密度を維持するタイプがある一方、イベニティーは骨を作る働きがあるという説明でした。

実際にイベニティーについて調べてみると、PMDA(医薬品医療機器総合機構)の患者向医薬品ガイドでは、イベニティーについて、骨の形成を促し、さらに骨の吸収を抑えることで骨密度を増やし、骨折を予防する薬と説明されています。

医師から聞いた説明と、公式の医薬品情報を確認することで、イベニティーがどのような薬なのか少し理解できました。

【参考資料】
PMDA「イベニティ皮下注105mgシリンジ 患者向医薬品ガイド」
https://www.info.pmda.go.jp/downfiles/guide/ph/112292_3999449G1025_2_00G.pdf

イベニティーは1か月に1回の治療

イベニティーは、通常、1回210mg(両腕に105mgづつ)を1か月に1回、12か月間投与する薬です。

つまり、基本的には1年間で12回の投与を行います。

母も治療の記録を残しておくために、イベニティーノートを使っています。

イベニティーによる骨粗しょう症治療の記録

これまでの投与記録

これまでの投与日は次のとおりです。

・1月14日
・2月18日
・3月18日
・4月22日
・5月22日
・6月26日
・7月31日
・8月28日

8月28日の投与で、これまでに8回の投与を終えました。

残りは9月、10月、11月、12月の4回です。

イベニティーの2026年1月から8月までの投与記録

治療開始時の骨密度

治療を始める前の骨密度検査の結果も記録しておきます。

骨密度総合検査では、骨密度(カルシウム量)は0.350 g/cm²でした。

検査結果では、

同じ年齢の平均骨密度と比較して86%

若年成人の平均骨密度と比較して54%

となっていました。

骨密度総合検査の結果

この結果を見ても、骨密度がかなり低い状態だったことが分かります。

大腿骨転子部骨折を経験したこともあり、骨折が治った後も、次の骨折を防ぐための治療を続けることが重要なのだと思います。

8回の投与を終えて

現在は8回目の投与を終えたところです。

ただし、まだ治療の途中なので、現時点ではイベニティーによって骨密度がどの程度変化したのかは分かりません。

これから残り4回の治療を続け、その後の検査で骨密度がどのように変化したのかを確認したいと思っています。

治療開始前の骨密度と、その後の検査結果を比較すれば、治療による変化も分かってくると思います。

1年間の治療が終わったら結果を確認したい

イベニティーによる治療は12か月間です。

母の場合、現在8回目まで終了しているので、残り4回となりました。

これから9月、10月、11月、12月と治療を続けていきます。

1年間の治療が終わった後に、骨密度がどのように変化しているのかが一番気になるところです。

これからも治療の経過を記録します

今回、母が大腿骨転子部骨折をしたことをきっかけに、骨粗しょう症について調べるようになりました。

骨折が治れば終わりではなく、その後の二次骨折を防ぐために骨粗しょう症の治療を続けることが重要だということも分かりました。

これからも毎月の投与を続けながら、骨密度検査などの結果が出たら記録していきたいと思います。

また、1年間のイベニティー治療が終了したときには、その結果についても記事にしたいと思います。

この記事は、母の実際の治療経過を記録したものです。治療については、患者さんそれぞれの状態によって異なるため、担当医や薬剤師の説明を受けたうえで判断してください。

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