「闇バイト強盗」のニュースをきっかけに始めた我が家の防犯対策。

屋外防犯サイレンをRFとZigbee対応にした様子

前回の記事では、1階の大きな窓に二重窓を追加し、その後、電動シャッターを取り付けたことを紹介しました。

今回は、その続きとして我が家に設置している「屋外防犯サイレン」を更新した話です。

単純に新しい警報器へ交換したというより、これまで使っていたものを見直し、RFリモコンとZigbeeの両方から操作できるようにしてみました。

以前使っていた防犯警報器

以前使っていたのは、REVEXの「XP4010A」という電池式のワイヤレス防水押しボタンチャイム・警報器です。

【写真:旧リーベックス XP4010A】

屋外に設置していたため、電池で動作することが少し気になっていました。

特に困っていたのが、電池が切れても気付きにくいことです。

【写真:以前の防犯警報器の設置状態】

設置場所が高いところだったため、電池の状態を確認するためには本体を取り外す必要があります。

表示ランプもわずかに点灯する程度なので、普段の生活の中で「そろそろ電池が切れそうだ」と気付くのは難しい状態でした。

防犯用の警報器なのに、いざというときに電池切れでは意味がありません。

そこで、以前から使っていたこの警報器を見直すことにしました。

防犯サイレンを更新するきっかけ

今回、更新を考えるようになった理由はいくつかあります。

一つ目は、先ほどの「電池式であること」です。

二つ目は、自宅のWi-Fiルーターを交換したことです。

ルーターを交換したことで、以前よりDHCPで割り当てられるIPアドレスに余裕ができ、スマートホーム機器を増やしていくことを考えやすくなりました。

そして三つ目が、ZBBridge-Uを導入したことです。

Zigbeeを使える環境ができたことで、以前よりも選べる機器が増えました。

せっかくなので、今回の防犯サイレンもIoT化できないかと考えました。

RFリモコンとZigbeeの両方を使えるように

今回のシステムで特にこだわったのが、RFリモコンとZigbeeの両方を使えるようにすることです。

ここは少し誤解されやすいところですが、以前のRFリモコンを「残した」というわけではありません。

今回の新しいシステムは、最初の設計段階から「RFリモコンとZigbeeの両方を使えるようにする」ことを考えていました。

【写真:ZigbeeリレーとRFリモコン】


RFリモコンは、実際に使ってみると反応が非常に速く、手元からすぐに操作できるのが便利です。

一方、Zigbee側は、無線通信やネットワーク、アプリなどを経由するため、RFリモコンに比べると多少反応が遅れることがあります。

それでも、実際に使ってみたところ、私の環境では十分実用になる範囲でした。

そのため、

「すぐに操作したいときはRFリモコン」

「スマートホームから操作したいときはZigbee」

という使い分けができます。

今回取り付けた屋外防犯サイレン

現在設置しているのが、こちらの屋外用防犯サイレンです。

サイレンだけでなく、赤色の警告灯も付いています。

【写真:現在設置している屋外防犯サイレン】

屋外に設置するものなので、雨などを考慮して屋外で使用できるタイプを選びました。

今回のシステムでは、このサイレンをRFリモコンとZigbeeの両方から制御できるようにしています。

制御部分はDIYで製作

サイレンそのものを取り付けるだけなら、それほど難しいものではありません。

今回こだわったのは、その制御方法です。

RFリモコンからの信号と、Zigbeeからの信号を使ってリレーを動作させ、サイレンを制御する構成にしました。

またランプとサイレンは別々に操作できるようにしました。 

なのでZigbeeとRFのリレーは2ch仕様です。

【写真:RFリモコンと制御部】


こちらが実際に配線している制御部です。

小さな部品を組み合わせているので、市販の防犯システムのようにきれいにまとまっているわけではありません。

しかし、自分で必要な機能を考えながら組み立てていけるのは、DIYならではの面白さだと思います。

制御ボックスの中はこんな感じ

屋外に設置するので制御部分はボックスに収めています。

【写真:制御ボックス内部】

中にはリレーなどの制御部品が入っています。

今回の目的は、単純にサイレンを鳴らすことだけではありません。

今後、Zigbeeを使った防犯機器を増やしていくことも考えているため、後から拡張しやすい構成にしておきました。

既存のソーラー電源を再利用

今回もう一つ良かったのが、すでに設置していたソーラー電源を再利用できたことです。

以前から、睡蓮鉢のエアポンプや近くのつくばいの電源としてソーラー発電・蓄電システムを使っていました。

【写真:既存のソーラー電源・バッテリー】

このソーラー電源には、アプリで蓄電池の状態を確認できるほか、設置しているボックス外にも残量を確認できるメーターがあります。

そのため、以前の電池式警報器のように「本体を取り外さないと電池の状態が分からない」という問題を減らすことができます。

今回は、この既存の電源を防犯サイレンにも活用することにしました。

新たに防犯サイレン専用の電源設備を作らなくてもよかったので、既存設備を有効活用できました。

実際に使ってみて

実際に設置して動作確認をしてみました。

RFリモコンから操作すると、反応はかなり速く、すぐにサイレンを動作させることができます。

Zigbee側から操作した場合は、RFリモコンより多少遅れることがあります。

無線通信やネットワークなど、いくつかの経路を通るためだと思いますが、実際の使用では問題ない範囲でした。

現在は、この状態で実際に運用しています。

防犯だけでなく、IoT化も進めていきたい

今回の変更で、屋外防犯サイレンを単独の警報器として使うだけでなく、Zigbeeを使ったスマートホームの一部として組み込めるようになりました。

今後、別のセンサーなどを追加すれば、

「何かを検知したらサイレンを鳴らす」

といった連携も考えられます。

もちろん、誤作動の問題もあるので、実際に連携するときには慎重に設定する必要があります。

まとめ

今回、屋外防犯サイレンを更新したことで、

・電池式の警報器から、既存のソーラー電源を利用する構成へ変更

・RFリモコンによる素早い操作

・Zigbeeによるスマートホームからの操作

・今後の防犯機器追加を考えた構成

という形にすることができました。

特に今回のポイントは、RFリモコンを後から「残した」のではなく、最初からRFとZigbeeの両方を使えるように設計したことです。

防犯設備は、何か一つを取り付ければ終わりというものではないと思っています。

我が家では、二重窓、電動シャッター、屋外防犯サイレンなど、少しずつ対策を追加してきました。

これからも、実際に使ってみて「もっとこうした方がいい」と思ったところを、自分でできる範囲で改善していきたいと思います。

なお、今回の防犯対策では、以前から設置している防犯カメラもあります。

防犯カメラについては今回の記事とは別に、改めて紹介したいと思います。

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